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おやさとやかた東棟外観.JPG

​生き方を根本から見つめ直せる場所

修養科

天理教修養科とは?

修養科とは、社会的立場や経験の異なる老若男女が、親神様・教祖のお膝元である”おぢば”で、3カ月間という期間を通して「陽気ぐらし」を学ぶ場所です。

多様な人々が寝食を共にし、共に教えを学びながら心の修養に努めるこの3カ月の間に、親神様の教えが自然と心に治まり、それによって物事の見方やとらえ方考え方が変わり、「陽気ぐらし」が実践できる心になっていきます。そして修養科を修了した後も、それぞれが日々の生活の中で「陽気ぐらし」を実践し続けていくことができるようになります。

修養科でたすけあいを学んだ青年とおばあさん

この動画を見て頂くとイメージがしやすいと思います。

Q.修養科の素朴な疑問

​1.修養科はどんな人が行きますか?

基本的には17歳以上であればどのような方でも入学できますが、主に次のような方が入学されることが多いと思います。

  • 教会や信者家庭で育った方

  • 天理教を学びたい方

  • 病気をたすけて欲しい方

  • 厄介な事情を解決したい方

  • 定年退職された方

  • 人生をやり直したい方​

  • 教会に嫁がれた方

  • 身上者の付き添いの方

​​

​中には、

  • 死ぬまでに一回は行っておきたかった

  • 夫や妻と離れて冷静になりたかった

  • 借金取りから逃げ出したかった

  • 結婚相手探し

  • 親子で入学

といった方もおられ、

入学される理由は一人ひとり異なります。

​2.修養科では何が得られますか?

修養科で得られるものは、その人が何を求めて修養科に入られたかによると思います。

 

ただ、3か月という少し長い期間の間に、少しずつ少しずつ自分の心がほどけて行って、「こういうことを求めて志願したけど、それよりも大事なことが見つかった」という話はよく耳にします。

なぜそんなことになるかと言うと、この修養科の期間中は、いつもの日常から離れて、年齢や職業などの異なるクラスや同期の仲間たちと、共にたすけ合いながら過ごすうちに、何かにとらわれていた心のモヤモヤが晴れていき、「人のために何かさせてもらいたい」という、人間が元々持っている”陽気ぐらしの心”に切り替わっていくからだと思います。

心が変われば、身の周りに起こる出来事や身体の状態も、それに伴って変わっていきます。

​信じられない話ですが、修養科では奇跡と言えるような不思議なことがちょいちょい起きています。

Q.修養科の気になる疑問

​3.修養科の生活はどんな感じ?

修養科の生活は大きく2つに分かれます。

①詰所での生活(寮生活のようなもの)

詰所(宿舎)は家のようなもので、同じ直属教会の修養科生と一緒に規律正しい生活をします。

 

​②修養科の学校での生活

修養科は学校のようなもので、同じ月に入った同期生やクラスメイトと共に教えを学びひのきしんに励みます。

1日の流れは、詰所が宿舎なので、起床後に詰所の掃除をし、本部の朝づとめを参拝して、朝食を済ませ修養科に登校します。

 

修養科では午前中は教えの勉強、午後はひのきしんや鳴物練習やミーティングなどをし、夕方詰所に帰ります。

詰所に帰ると、詰所ごとに決められた日程で、夕食・入浴、本部夕づとめ参拝をし、9時に消灯し就寝時間となります。

​慣れるまでは大変ですが、すぐに慣れるのでご安心を。

​4.修養科は厳しくないですか?

修養科は、世間一般の方がイメージされてる「滝に打たれる」とか「火の上を歩く」ような修行的要素は全くありません。

また怪しい宗教のイメージで、道場に監禁されて、変な器具付けられて、延々と瞑想させられるというようなことも絶対にないです。

ただ、おつとめの練習や鳴物練習が苦手な人が一定数いるのも事実で、そういう人からすると修行に感じるかもかもしれませんが、実際は「音楽の授業が嫌い」みたいな感じではないかなと思います。

それと天理教の特徴だと思うのですが、結構スケジュールは詰まってはいますが、日曜日は修養科の学校が休みですので割と自由がききます。

​とにかく全寮制の学校と同じ感じで、担任の先生のタイプや詰所のスタイルによっては厳しく感じる場合もないとは言い切れませんが、基本的にはゆったり和やかに日が過ぎていく感じです。

詰所での生活をアップされてる方がおられました。

​※これは名東(みょうどう)大教会の修養科生さんです。

Q.修養科に行きたいけど、どうすればいい?

​5.修養科の費用はいくら?

修養科に行くためにはそこそ費用がかかります。

あとでまとめますが、修養科の学校自体の入学費用はそんなに高くないですけど、3か月間の食事と宿泊費が必要になってくるので、その分がそこそこまとまった金額になるのと、入学志願をするのにお願いする先がいくつかあってその分も上乗せになります。

回りくどい話をする気はないので、次に各種費用を書き出していき、合計金額をお伝えします。

修養御供             13,000円

教科書代              3,000円

食費 @250×3食×90日     67,500円

宿泊 @500×90日        45,000円

御供(おさづけの理拝戴)       13,000円

​御供(修養科願書関係)        13,000円

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合計                154,500円

これは未信仰の方が修養科に入る場合で、ようぼくの人ならおさづけの理の分はかかりません。

​(※上竹田分教会から志願する場合)

 

まあ月6万で宿泊・食事付きと考えれば安い方ですし、​何より、心のリフレッシュ効果が劇的です。

​6.修養科はいつから始まる?

修養科が始まるのは、

   毎月28日(1月は6日)の面接志願考査から

ですが、

おそらくほとんどの教会がそうだと思いますが、上竹田分教会が部属する西宮大教会では、26日のおぢば月次祭が終わった午後から、大教会長さんとの面談、そして詰所主任・教養掛との面談があるので、特別な事情がない限りは26日から実質的に修養科生活が始まります。

そして26日から月末までの間で、詰所生活の流れをある程度身につけて、翌月1日からいよいよ修養科での学校生活が始まることになります。

そして、1カ月生、2カ月生、3カ月生と修養科生活を満喫し、3カ月目の27日の朝に涙の終了式を終え、詰所に帰って荷物をまとめて部屋を空けて、大教会に御礼参拝に行って解散となります。

1か月目は人や環境になじむのに時間がかかる人もいるので長く感じるかもしれませんが、2カ月目を終え、3カ月目に入るとあっという間に終わってしまいます。

修養科についての分かりやすいお話を見つけました。

Q.こういう場合でも修養科行けます?

​7.小さな子連れでも大丈夫?

「修養科に行ってみたいけど、子育ての最中なのでちょっと無理です」と思ってるそこの奥さん。

一般的に、天理には天理幼稚園、天理小学校、天理中学校、天理大学とあるのは割と知られているんですが、実は「天理託児所」という施設があります。

しかも、天理託児所は修養科の学校の真向かいにあるので、修養科に登校する時に一緒に連れて行き、下校の時に連れて帰れるので、小さなお子様連れのお母さんでも心配なく修養科に通うことができます。

この天理託児所は、保育士資格を持つ若い保育士さんたちが在籍していて、さらには看護師さんもおられ、しかもみんな信仰者なので、すごく暖かくて和やかで思いやりのある託児施設になっています。

利用料金は無料で、3か月間まるまる面倒を見てもらえるので、本当に安心して修養科生活を送れます。

また小学生の場合は天理小学校に3カ月編入ができるので、小学校の手続きは大変ですが、その気になれば小学生の子どもがいても修養科入学はできます。

​8.病院にかかってても大丈夫?

天理には、大きな総合病院である”天理よろづ相談所病院「憩いの家」”がありますので、掛かりつけのお医者さんに紹介状を書いてもらって受診することが可能です。

また特別な事情があって、専門特化した病院でないと無理な場合は、事前に相談して頂き、修養科に確認して、外出許可が出れば、受診できる場合もありますので、そういった理由をお持ちの方は、志願前にご相談下さい。

修養科は昔から、医者もさじを投げた病気が治ったり、どうしても収まらないトラブルが解決したり、立てない人が立てるようになったという、奇跡的な神様の御守護が度々起こるところでもあるので、無理だと思っている人ほど修養科に入られたらいいのになと思います。

天理教には「思い切る理がいんねん切る理」という教えがあって、無理だなと思うことほど神様からのメッセージ性が強いので、その無理だなと思う心を思い切っていくところに、良くない”いんねんの根”が切れて、運命が建て替わっていくと聞かせて頂きます。

​つまりはどんな理由があっても修養科はたすかる場所だということをお伝えします。

修養科に関心のある方

修養科は各教会より出願することになっていますので、修養科に興味をもたれたり、志願しようか考え中の方は、お近くの天理教の教会にお尋ねください。

​お近くにお住まいの方はこちら

修養科についての質問に答える管理者

​〒669-4341

兵庫県丹波市市島町上竹田1067

天理教上竹田分教会

​     ☎ 0795-85-1147

​担当者 津田大樹(つだひろき)

​携 帯   090-1905-4354

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